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しらたまにゃん

2011年 06月 26日 ( 1 )




Festa a Vico 二日目

イタリア出張報告その3です。

Festa a vico 二日目は、同じVico Equenseにある BIKINI というビーチ&レストランに会場を移し、今後のイタリア料理界を担っていく若手シェフたちが料理を振舞う日。
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われわれチーム日本もこの日はブースをあてがわれて和食&日本酒を提供することに。

主催者 Gennaro Esposito は日中、島まで赴き客人をもてなすためリストランテはクローズ。よって厨房は使えません。隣町 Meta di sorrento にオープンしたばかりのリストランテ『COMERA』の厨房を借りて仕込みをさせてもらうことに。彼らもこの日参加してわれわれの隣で料理を振舞いました。これでもかというくらいに魚介、野菜、調理器具、日本酒を車に詰め込み、Metaへ。リストランテに着くやいなや、若いシェフ Claudio がすぐにまかないを用意してくれました。一同感激。

で、これ。
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飲むでしょ、と渡してくれたまかない用の赤ワイン。イタリアで修行していたころ前日に開いたワインをまかないで飲むことはあったものの、オイルの空き容器に入れられたワインは初めて。ペットボトル水の容器に麦茶を入れるような感覚とでもいったらいいのでしょうか、特別なものではなく日常生活にワインが根付いていること。日本酒もごくごく日常的に当たり前のように飲まれるようになってほしい、と切に思った瞬間でもありました。

この日のチーム日本のメニューはちらしずし。魚をさばき&あぶり、錦糸卵を作り、野菜を切り、酢飯を作り…。すると電話が。急きょディストリビューターから鮮度のいいマグロを協賛してもらえることになったからそれで寿司を握らないかと。やりましょう!ってことで急きょ酢飯の半分をシャリに。そんなこんなでギリギリになってしまいました。急いでVicoに戻り着替えて会場へ。
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すでにゲストも来場しており、急いで持ち場を整えます。会場の冷蔵庫に日本酒を「ブチ込み」、氷を取りに行くとほとんどなくなっていました。人が2人くらい入れる巨大な製氷機です。中にもぐりこんで確保できるだけ取りました。これも早い者勝ち。誰よりも早く会場に来て氷を確保しておくべきでした。来年また参加できるなら、この辺りはもっと万端にしないと。何ごとも学習です。

準備をしているそばからどんどんゲストがやってきます。
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こんなかわいい子供まで。見慣れない和食に興味深々。
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わざわざイタリアまで来た甲斐がある、と思わせてくれる表情。
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なに、酒?と人が集まってきます。前夜祭で使った説明書を大量コピーするも渡す暇もなし。。。

最終日に参加する星付きシェフも立ち寄ってくれました。
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マルケ州の二つ星 Madonnia del Pescatore のオーナーシェフ Moreno Cedroni。開運がお気に入りでした。彼の名前のブランドでジャムやソースが日本でも手に入ります。初対面でしたが非常に気さくな方でした。

落ち着いた頃に「そろそろ砂浜に来て」との指令が。持ち場をヘルプしてくれた現地の方々に任せて砂浜に行くと、マグロの解体ショーがはじまっていました。
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さばき方が日本のそれとは違って新鮮です。
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チーム日本はサクをひたすらさばいては握っていくその横でじゃんじゃん日本酒をふるまいました。
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われわれの隣ではマグロの炭火焼き。場所もちょうど会場の中心にあたる部分で人がどんどん集まってきます。
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この日もっとも日本酒のことを気にかけてくれたのが、Vicenza にある星付きリストランテ Antica Osteria del Teatro のシェフ Filippo Chiappini。大御所です (青シャツの男性)。フレッシュな日本酒と熟成酒の違いに驚くと同時に称賛してくれ、この日何度も何度も何人もの人を連れて日本酒を味わいにきてくれました。祭典に参加した目的 (日本酒のバリエーションを分かってもらうこと) がこういう方に対して果たせたのが何よりの収穫でした。かつての同僚 (Amalfi の Marina Grande でシェフをしています) も立ち寄ってくれました。凱陣はお菓子に合うね、と手にしていた Sfogliatella (カスタードクリームの入ったパイ、ナポリ地方のお菓子) を口に放り込まれ、その後凱陣を飲むと…どんぴしゃり!さらに、鳳凰美田のゆず酒。ナポリ人の彼に「これ、リモンチェッロと同じ」と言わしめたのは本当に嬉しかったです。

何貫握ったのでしょう。気が付くとほかのブースは撤退しつつあり、われわれが最後まで「仕事」していたように思われます。いろんな方とひたすら大声で話し続けて声が枯れたものの、本当に楽しい時間を過ごしました。後から知ったのですが、日本から来てくれた…と Gennaro が表彰をしたかったそう。そんなことはつゆ知らずひたすらひたすら寿司を握っていたというオチ。

最後にいろいろとお膳立てをしてくれた Torre del Salacino のセコンドシェフ Salvatore と Fumi ちゃん。
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彼らがいなければ、祭典参加はありえませんでした。心より感謝します。それにしてもイタリア人は法被が似合う。

祭典の最終日はとことん楽しみました。日本酒ネタは一切ないのでここにアップするかどうかわかりませんが、気が向いたらアップするかもしれません。



by sanwasake | 2011-06-26 18:40

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